秋こそ響け「カチカチ」 滑川総合16強入りならず
県営大宮球場で行われた第1試合、春日部共栄との3回戦。三塁側滑川総合応援席からリズミカルに竹の棒2本を打ち鳴らす音が響いた。同校応援名物の「カチカチ」だ。

(滑川総合の「カチカチ」。スタンドに竹を叩くリズミカルな音が響き渡った)
カチカチが生まれたのは10年前。同校の吹奏楽部は全国レベルの腕前で、「とてもじゃないが、野球部の応援に来てもらえる状況ではなかった」(後援会事務局長の堀仁さん(50))という。
そこで、「音が出るものがないと寂しい」と考案されたのが、このカチカチ。現在、阪神の久保田智之投手が同校で活躍しており、当時の父母会の会長でもあった久保田投手の父親が発案した。地元の竹を約30㌢の長さに切ってひもで結び、裏に「行くぞ!甲子園」とメッセージを書き、力いっぱい打ち鳴らし、甲子園初出場を勝ち取ったという。
この夏も400個の手作りカチカチで声援を送ったが、春日部共栄の強打に押され、1-9で八回コールド負け。深々と礼をする選手に、「秋の大会でがんばれ」とカチカチの音が響いた。
【応援席から】

春日部共栄チア

越谷西チア

春日部東ブラバン

